STORY
「・・・愚かだね、人間は」
都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。
現場では、必ず黒スーツの男が目撃される。
男の名は宇相吹正(松坂桃李)、ある電話ボックスに殺してほしい理由と連絡先を残すと、“願い”を叶えてくれる男だ。
ただし、依頼人の殺意が純粋でないと、恐ろしい事態を招くという。
さらに、ターゲットは確実に死に至るのだが、その死因は病死や自殺に事故 ─ そう、宇相吹の犯行は、〈見つめるだけで相手を死に追いやる〉ため、罪には問われない〈不能犯〉なのだ。果たして、その手口とは ─ ?
CASE.1
TARGET:木島功/金融会社社長
「人生、終わりにしたくなかったら用意しとけ!」。真昼のカフェで、金を返さない客に向かって、携帯電話で木島(水上剣星)。そこへ宇相吹が近付き、ガムシロップを注いだグラスの水をいきなり木島の顔にぶっかける。いきり立つ木島だが、ニタァと笑う宇相吹の赤く光る目に魅入られ・・・・・・。
■依頼人:のちに意外な人物と判明
CASE.2
TARGET:鳥森広志/町内会会長
■依頼人:羽根田健/鳥森の近隣に住む会社員
羽根田(忍成修吾)は怒りに震えていた。部屋を覗いたり、ゴミ袋の中を確認したりするなど、異常な行動を重ねていた町内会会長の鳥森(小林稔侍)が、妻の桃香(水上京香)に乱暴したのだ。羽根田は警察に通報すると鳥森に詰め寄るが、いったい何のことなのか、警察に全部しゃべるぞと脅される。恐怖を抱いた羽根田は、宇相吹に殺人を依頼する。
CASE.3
TARGET:夜目美冬/多田刑事の上司
警察はようやく宇相吹の身柄を確保し、ベテラン刑事の夜目(矢田亜希子)が任意で取り調べる。「僕は、やってません」という宇相吹の言葉にピクリと反応する夜目。以前、夜目は電車で痴漢した高校生を現行犯逮捕したのだが、彼は無実を主張した末に、留置所で自殺してしまっていた・・・・・・。
■ 依頼人:河津村宏/鑑識官
CASE.4
TARGET:夢原理沙/ジュエリーデザイナー
■ 依頼人:木村優/離れて暮らす理沙の妹 「絶対、許さない。お願い、こいつを!」と、風俗で働く優(真野恵里菜)は、両親の離婚が原因で別々に育った姉の理沙(芦名星)への嫉妬と憎悪を宇相吹にぶつける。父親の借金返済に苦しんだ自分と違って、母親に引き取られて幸せに育った姉は、もうすぐ大病院の院長候補の男と結婚するのだ。そして優は宇相吹に抹殺よりももっと恐ろしい依頼をする。
CASE.5
多田友子刑事(沢尻エリカ)が自ら更生させた元不良少年・タケル(間宮祥太郎)が料理人を務める店で飲んでいると、TVから公園での大爆発のニュースが流れる。去年の暮れに起きた神社での爆破事件と手口が酷似していた。多田は悪の撲滅にあらためて闘志を燃やし、部下で新人の百々瀬麻雄(新田真剣佑)と共に捜査を進めるが、何の手掛かりもつかめぬまま、3度目の爆発が起こり、またしても犠牲者が出てしまう。だが、この時、彼女は思いもしなかった。まさか連続爆破事件と宇相吹の事件が繋がり、壮大な事件へと発展するとは──。そして遂に、2人の壮絶な対決の時がやって来る!
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